宝石のようにきらめく氷彫刻
突然ですが、皆様、氷彫刻をご覧になったことはございますか?
氷彫刻とは、字のとおり、氷で出来た彫刻のことですが、各地方で行われる雪祭りや、ホテルの宴会場でも見ることが出来ます。
ウェディング会場や受付、大きな宴会の時などに、幻想的な場の演出に使われています。
先日、社内研修の「アドバンストコース」に、世界的にも有名な氷彫刻師である、藤山 秀夫氏をお招きしました。
ホテルオークラ東京で、宴会調理を担当されてきた藤山さんは、入社してから、フレンチの調理人として働くかたわら、氷彫刻を学んでいかれたそうです。現在では、現役は退職をされていますが、氷彫刻の依頼があれば彫っているそうです。
氷彫刻は、全国大会や世界大会など、たくさんの大会があり、出場された大会のほとんどを優勝されているという、実に輝かしいプロフィールをお持ちの方です。

その藤山さんが、私たちの目の前で氷彫刻を実演して下さると聞いて、調理はもちろん、社内中から大勢のスタッフが参加しました。
家庭の冷凍庫で氷を作ると、泡が入っているので溶けやすいのですが、彫刻に使う氷は、バーでも使うような、高価で良質な氷です。
1貫130kgもする重い氷なので、3,4人がかりでも一苦労です。
参加者が息を殺して静かに見守る中、中庭で実演がスタートしました。

次第に形が見えてきました。鳥でしょうか?
数種類のノミを使い分け、細部を彫っていきます。

羽を一つ一つ、手際良く、美しく仕上げていく様に感動を覚えます。美しいです!
完成しました!

開始して1時間もたたないうちに、藤山さんの手によって、世にも美しい白鳥が誕生しました。
氷で出来ていることを忘れてしまうほど、陽光を受けて宝石のように光り輝いています。
気付けば、中庭にはたくさんのお客様が、様子を見にいらっしゃっていました。
完成したときには、お客様もスタッフも一緒になって、拍手喝采でした。
当ホテルのスタッフも、先生に指導していただきながら、氷彫刻を体験していました。
宴会場のような屋内であれば、2、3時間はもつそうですが、やはり氷ですから、次第に溶けていきます。
しかし、藤山先生は「溶けていく様子も魅力的なので楽しんでいただきたい」とおっしゃっていました。
初めに彫った原型を留めたまま、溶ければ美しい。それは熟練の腕の見せ所だそうです。
ホテルオークラ東京ベイのスタッフは、まだまだ若く修行中ですが、いつの日か藤山先生のように立派な氷彫刻を作れるよう、仕事の合間や終わった後にも自主的に励んでいます!
どんな氷彫刻師が誕生するのか、楽しみです。
- at 2008年06月30日
カテゴリ: 最高のサービスを目指して
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