バーテンダーのワイン紀行(甲府市勝沼編 その1)
8月下旬、ぶどうの収穫期を迎え山梨県へ行ってきました。
バーテンダーはワインの知識も必要不可欠です。ワインやシャンパンベースのカクテルもたくさんありますし、ワインにも精通し一通りの知識がなくては勤まりません。
今回は勉強を兼ねて自然のぬくもりを感じられる甲府市勝沼町をレポートします。
朝7:45、新宿駅西口から高速バスで約1時間30分、新緑の美しい山々を眺めながら勝沼へ向かいました。
山梨県は日本のワインの故郷です。明治維新後、どこよりも早くワインを作り始めました。
県内には甲州市の勝沼地区を中心に約80のワイナリーがあります。

勝沼への入口です
バスを降りた途端、目の前はぶどう畑が一面に広がっています。今の時期は巨峰やデラウエア、ネオマスカットなどがたくさん実っています。期待で胸を膨らませながら徒歩で散策してみました。

一面のぶどう畑と南アルプスの山々
日本で主流の棚つくりを見上げると果汁がぎゅっと詰まった巨峰がたわわに実っています。
主に食用ですが甘口ワインにもなります。もぎたての巨砲を試食してみました。
とってもジューシーで糖度も高く美味しかったです。また、農家のおばさんとぶどう談義に花がさき、教科書で学べない知識もしっかり吸収しました。旅の楽しみはやはり地元の方との接点だと思います。すっかり意気投合し下のぶとうを頂きました。
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こちらは、サマーブラックというぶどうです。 皮ごと食べられ味わいは巨峰をギュッと凝縮した感じで、歯ごたえと香りはライチに似ていました。 |
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ぶとうというと、これを連想しますね。
スーパーでお馴染みのデラウエアです。 プチプチ弾ける触感が心地よく、食欲がとまりません。 |
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こちらはネオマスカットです。 どれも国産ワインの必需品です。 |

ワイナリーによっては、フランスやイタリアで主流の柵つくりでぶどう栽培している農家もあります。
ワイナリーとは、ワインの醸造所のことです。美味しいぶどうとワインを育むのは、作り手の愛情と大地の恵み。ワイナリーは人と自然のぬくもりを感じられる場所です。収穫前のこの時期はワイナリーを訪れるのに絶好のシーズンです。
ワイナリーを訪れ、これらに触れてみはいかがですか。いつものワインが一層味わい深いものとなりますよ。
訪問にお薦めの季節は、ぶどうの収穫前の晩夏から初秋にかけてです。澄んだ空と青々と生い茂る葉は植物の強い生命力を感じさせます。
植物の生命力と実りの歓びは、私たちが口にするもの全てに共通します。これらに触れることで、「食べる」ことへの思いが変わるかもしれません。「お酒が飲めないから」と、今までワイナリーを訪れたことがない方も、是非、ぶとう畑に足を運んでみて下さい。
きっと何か新しい発見があるはずです。
<次号につづく>
- at 2008年09月05日
カテゴリ: バーテンダー便り



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