最終地点のない職業

2009年2月「第1回ホテルオークラグループ フランス料理コンクール」が開催されました。
全国のホテルオークラグループの精鋭の中から、厳しい予選を通過した8名で決勝が行われましたが、なんと!ホテルオークラ東京ベイからは、2名も決勝に進出しました。
3時間という長丁場を終え、審査の結果・・・ホテルオークラ東京ベイのスタッフが優勝しました。

記念すべき第1回大会に優勝したのはレストランフォンタナで勤務する林 康久さん。

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喫茶店を切り盛りする、ご両親を間近で見てきた林さんは、子供の頃から料理や食に対して興味があり、料理をすることが面白いと感じていました。だから調理の仕事につく事は、小さい頃からの夢でもありました。

入社してから野菜や魚の下ごしらえ、ソース作りなど、厳しい下積み時代には辞めたいと思うことも。しかし、ホテルでの下積み時代があったからこそ正確性や食材を見分ける力がついたとか。

普段の食生活では、食べているものを大切にすることが大事とおっしゃる林さん。
家や外だけでなく社員食堂でも、食材の味をしっかりと味わいながら「これとこれを組み合せると美味しいのでは?」と想像しています。無意識な事も多いので、いわば職業病ですね(笑)

コンクールに向けては、何度も試作品を作ったそうです。
料理の本などを参考にし、さらに今までの積んできた経験をプラスし、イメージを作り上げます。しかし、イメージしたものを形にして作り出すまでには、やはり時間も労力もかかります。
コンクール用の料理というのは、美味しさだけではなく見た目も大事。
今回は三原色にこだわり、いろんな色を組み合せて鮮やかでインパクトがあるようにしました。

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普段はシェフが作る料理を組み立てるのが仕事ですが、コンクールは自分のイメージする特別なものを作る事ができるので、苦労が多いですがとても勉強になります。
また、優勝という結果は、地道にやってきた事が認められたという自信にも繋がりました。
林さんにとって、調理という仕事は最終地点のない職業。
毎日が下積みだと思い、基本を忘れずに日々努力する。
さらに食材の組み合せや、料理のイメージを色々と作り出すためにも、経験を豊かにしていきたい。

今年は海外研修が控えている林さん。
海外での経験が、林さんの調理人としてさらに魅力的にさせてくれるでしょう。
今後の活躍を期待しています。